猫背を改善する運動は何からする?身体に合った選び方

猫背を改善する運動は何からする?身体に合った選び方

【この記事でわかること】

  • 猫背改善の運動を始める前に姿勢を確かめる理由
  • 猫背が戻りやすい身体の使い方
  • 猫背改善の運動で見たい身体の動き
  • 運動より先に医療機関へ相談したい症状
  • ナチュラルマッスルで身体に合う順番を決める流れ

猫背を改善しようと、背中の筋トレや肩まわりの体操を始めても、しばらくすると元の姿勢に戻ってしまうことがあります。そこで別の種目を次々に試す前に、まず自分の姿勢がどのような状態になっているか、動いたときに身体のどこへ力が入るかを確かめてみましょう。

背中が丸く見える方、頭が前に出て見える方、肩が前に入る方では、運動で確かめたい動きが異なります。複数の特徴が重なることもあるため、見た目だけで種目を一つに決めず、姿勢と動作を合わせて考えることが大切です。

猫背改善の運動を選ぶ前に確認すること

猫背には、代表的な見え方として、背中が丸く見える、頭が前に出て見える、肩が前に入るという三つがあります。いずれか一つだけではなく、背中の丸まりと頭の位置、巻き肩が同時に見られることもあります。

同じ猫背でも異なる身体の使い方

背中が丸く見える場合は、胸まわりや背骨をどのように動かしているかを確認します。頭が前に出て見える場合は、頭だけを後ろに引くのではなく、背骨全体と肋骨まわりや骨盤を含めて身体をどの位置で支えているかが確認点です。肩が前に入る巻き肩では、肩を強く後ろに引く前に、腕を上げる、前へ伸ばす動作で肩と肩甲骨や胸、背中がどう動くかを見ます。

見た目が似ていても、座ると丸まりやすい方、立つと腰を反らせて姿勢を保つ方、腕を動かすと首へ力が入る方では、必要な運動が同じとは限りません。自分がどの見え方に近いかに加え、動いたときの反応まで確かめましょう。

力を入れる・抜くを切り替える運動

姿勢をよく見せようとして、肩を引き、背中や腰に力を入れ続けると、その姿勢を長く保ちにくくなることがあります。身体を支えるには力が必要ですが、動きが変わるときは無駄な力を抜き、使う筋肉を切り替えることが大切です。

ナチュラルマッスルでは、必要なときに筋肉が働き、必要のないときには余計な力を抜きやすい状態を「筋肉の弾力」がある状態と捉えています。運動では姿勢を力で固定せず、力を入れる・抜くを切り替えながら動けるかを見ます。

猫背のパターンに合わせた運動の方向性

姿勢の見え方を確認したら、それぞれの身体で何を動かし、どこに力を入れすぎないようにするかを確認します。代表的な方向性は、ポールを使ったリセット、呼吸のトレーニング、肩まわりのリセットです。回数や細かなフォームは、身体の状態を見ながら調整します。

背中の丸まりや頭の位置が気になる場合

背中が丸く見える方や頭が前に出て見える方には、ポールを使ったリセットと呼吸のトレーニングを組み合わせる方法があります。最初から胸を強く張るのではなく、まず身体の力みを確かめ、呼吸に合わせて姿勢を支える感覚へつなげる流れです。

同じ運動でも、首や腰に力が集まる場合は目的の動きになっていないことがあります。動作中に呼吸を止めていないか、終えた後に立つ・座る動作がどう変わったかも確認します。

巻き肩が気になる場合

肩が前に入って見える方には、肩まわりのリセットとトレーニングを行う方向性があります。肩だけを後ろに引くのではなく、腕を動かしたときに肩甲骨や背中も一緒に動くか、首へ余計な力が入らないかを見ます。

巻き肩に見えても、背中の丸まりや頭の位置が重なっている場合は、肩だけに働きかけても姿勢全体の使い方は変わりません。どの特徴が重なっているかを確認したうえで、運動の順番を決めます。

猫背改善の運動で確かめたい三つの条件

首・肩・腰に余計な力が入らないか

回数を増やす前に、動作中の身体を観察します。背中を動かしたいのに首に力が入る、腕を上げるたびに腰を反らせるといった反応があるなら、負荷や動かし方を調整する必要があります。

強い痛み、しびれ、力の入りにくさがある場合や、安静にしても症状が軽くならない場合は、運動を続ける前に医療機関へ相談してください。運動中に胸の痛み、動悸、めまい、ふらつき、関節や筋肉の強い痛みなどが出たときも、直ちに中止します。

参考:厚生労働省「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」

日常動作で同じ姿勢へ戻っていないか

運動中だけ姿勢が変わっても、デスクに戻るとすぐ同じ形になることがあります。運動の前後で、座る、立つ、歩く、腕を上げるといった日常動作を比べましょう。

確認する期間や変化の現れ方には個人差があります。一度の見た目だけで判断せず、どの場面で楽に動けたか、どこへ力が入りやすかったかを記録すると、運動内容を調整する手がかりになります。

猫背が元に戻りやすい身体の使い方

猫背が戻りやすい背景は、運動の時間だけではわかりません。仕事や家事、スマートフォン操作など、日常で長く続けている姿勢と、腕の使い方や呼吸も確認します。

同じ姿勢を続ける時間と腕の使い方

デスクワークでは、腕を身体の前に出したまま、同じ姿勢を続ける時間が長くなります。胸や背中、肩まわりを動かす機会が少ないと、運動で一度姿勢を変えても、普段の使い方に戻りやすくなります。

腕を上げる、前へ伸ばす動作は、肩だけで行うものではありません。肩・肩甲骨まわりや背中が一緒に動いているかを確かめると、首や腰だけで動きを補っていないか見分けやすくなります。運動中の形だけでなく、仕事中に腕をどこに置いているか、どのくらい同じ姿勢を続けているかも見直しましょう。

参考:
座りすぎと身体の使い方について

呼吸と姿勢を支える筋肉の切り替え

呼吸をするときも、体幹を支える筋肉は働いています。息を止めて胸を張ると、見た目は一時的に整っても、動きの中で姿勢を保ちにくくなります。

呼吸のトレーニングでは、吸う・吐くに合わせて、首や肩を力ませずに身体を支えられるかを確かめます。大きく息を吸うことだけが目的ではありません。どこに力が入り、どこが動きにくいかを見る材料として呼吸を使います。

痛みやしびれがある場合の相談先

猫背に見える姿勢が気になっても、強い痛みやしびれが出た場合、自己判断で運動を続けないようにしましょう。運動中に痛みやしびれなどの症状が出て、安静にしても軽くならない場合、時間とともに悪化する場合もあるため、先に医療機関へ相談してください。

ナチュラルマッスルの姿勢アナライズでは、個別のコンディショニングメニューを考えるために姿勢と動作を確認します。症状は医療機関に、身体の使い方はトレーナーに相談するというように、確認先を分けて考えます。

整えてから正しく動かすコンディショニングの流れ

ナチュラルマッスルでは、猫背という見た目だけではなく、アナライズで姿勢と動きを確認していから、運動の内容を決めていきます。そのうえで、まずはリセットで筋肉を動きやすい状態へ整え、アクティブで正しく動かす感覚を練習します。

アナライズで確認する姿勢と動きの特徴

姿勢アナライズでは、立位・座位・長座位をそれぞれ撮影します。立っているときと座っているときで背中や頭の位置がどう変わるか、身体の支え方にどのような違いがあるかを確認します。

ポールを使ったリセットから始めるのか、肩まわりを先に整えるのか、呼吸のトレーニングをどこで組み合わせるのかを考えます。

姿勢アナライズについて

リセットからアクティブへ進む二段階

リセットコンディショニングは、筋肉を動きやすい状態へ整える段階です。その後のアクティブコンディショニングでは、呼吸や腕の動きを通じて、筋肉を正しく動かす感覚を身につけます。

運動の種類を増やすことよりも、現在の身体に合った運動を順番で行い、動作中の反応を確かめることを大切にしています。筋肉の弾力を取り戻してから動く流れにすることで、姿勢を力で固定するのではなく、動きの中で支えやすい身体を目指します。

コンディショニングの流れについて

猫背改善に向けて身体に合った順番で取り組もう

猫背のための運動は、背中、頭、肩のどこが気になるかだけで決めるものではありません。姿勢と動作を確かめ、余計な力を抜きやすい状態へ整えてから、目的に合う運動へ進みます。

自分では同じ猫背に見えても、身体を支える場所や動きにくい部位は一人ひとり異なります。ナチュラルマッスルの体験では、姿勢と動きを一緒に確認し、リセットとアクティブをどの順番で行うかをご提案します。

まずは、自分がどんな姿勢なのかを確かめてみませんか。

猫背が気になるあなたへ

今の身体の状態を見つめ直してみませんか?

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ぜひ一度、お近くの店舗でナチュラルマッスルのコンディショニングをお試しください。