【この記事でわかること】
- 姿勢改善目的でパーソナルトレーニングを探す人が確認したいこと
- 猫背・反り腰・巻き肩が戻りやすい身体の見方
- 鍛える前に身体を整えることが必要になる理由
- ナチュラルマッスルで身体の状態を確認する流れ
鏡を見るたびに巻き肩が気になり、背すじを伸ばしても、しばらくすると元に戻ってしまう。そんな経験はありませんか。
姿勢を保てない理由を筋力不足と決めつけ、すぐに背中を鍛え始めるのは早計です。まずは今の姿勢や筋肉の動き方を見直しましょう。
併せて確認したいのは、筋肉を緩めたり縮めたりしやすいか、呼吸に合わせて体幹を支えられるかなど身体全体の状態です。
この記事では、上半身、特に巻き肩が気になる方に向けて、鍛える前に整える理由、自分に合うパーソナルトレーニングの見分け方をお伝えします。
姿勢改善のプロフェッショナルは見た目だけで判断しない
姿勢を整えたいと思ったとき、まず気になるポイントは丸まった背中や前に出た肩でしょう。しかし、肩を引いたり胸を張ったりして見た目だけを整えても、姿勢を保つために無駄な力が入り続けてしまいます。
自然なかたちで姿勢を整えるためにも、今の姿勢になった原因を特定することが重要です。
例えば、同じ巻き肩に見えても、胸まわりが動きにくいのか、肩甲骨と腕の動きが合っていないのか、骨盤や背骨の位置を支えにくいのかなど人によって原因は様々です。そのため、その姿勢を作り出した根本的な原因を見定めてもらえるかが、パーソナルトレーニングを選ぶ重要な基準になります。
猫背・反り腰・巻き肩は同じ原因で起こるとは限らない
猫背、反り腰、巻き肩は、写真だけを見るとそれぞれ原因が1つのように見えます。
ただし、姿勢や身体の使い方は一人ひとり異なります。巻き肩の場合、肩だけを外へ開けばよいとは限りません。頭が前に出て背中が丸くなっていたり、胸の動きが小さく肩で呼吸していたりすることがあります。巻き肩を直そうと背すじを伸ばそうとして腰を強く反らせる方もいます。
姿勢をよくするためには、頭、胸郭、背骨、骨盤までを1つのつながりとして考え、身体の一部に負担がかかりすぎないようにすることが大切です。
姿勢改善で大切なのは身体の動き一つ一つを見てもらえること
同じデスクワーク中心の生活でも、座る時間、パソコンの位置、利き手、よく使う腕、疲れたときの姿勢は違います。
今の立ち方や動き方には、それまで繰り返してきた身体の使い方が表れます。
そのため、決まった運動を全員に当てはめる前に、立った姿勢と実際の動きを確かめることが欠かせません。
パーソナルトレーニングを選ぶ際には、トレーナーに現在の身体の様子を確かめてもらい、適切な整え方や運動を提案してもらえるかを確認しましょう。そうした対応の丁寧さが、日常に根ざした内容か、無理なく続けられるかを見極めるポイントになります。
姿勢が戻りやすい身体では何が起きているのか
意識して背すじを伸ばしても元へ戻ると、「自分の意志が弱い」「もっと筋力をつけなければ」と考えがちです。
しかし、力を入れてつくった姿勢が正しいとは限りません。
間違った力の入れ方で癖がつくと、さらに筋肉がアンバランスな状態になってしまいます。
ナチュラルマッスルでは、負荷がかかる運動をする前に、姿勢や身体の使い方を確認するところからはじめます。そのうえで、「筋肉の弾力」を取り戻して動きやすくするリセットコンディショニングと、姿勢を支える筋肉を働かせ、正しい姿勢を維持できるようにするアクティブコンディショニングを行います。
筋肉の弾力が失われると正しい姿勢を保ちにくくなる
私たちは、必要なときに筋肉が働き、必要のないときに余計な力を抜ける状態を「筋肉の弾力」がある状態と表現しています。
これはナチュラルマッスル独自の説明であり、一般医学の診断名や測定指標ではありません。
姿勢が戻りやすい方には、胸や肩だけでなく、首や背中まで力みが続き、肩を後ろへ引いた姿勢そのものが新たな緊張になっている場合があります。
そのため、コンディショニングでは、最初からトレーニングの回数や負荷を増やすのではなく、リセットで関節と筋肉を動かしやすい状態へ整えます。
ここでいう弾力を取り戻すことは、筋肉を単に柔らかくすることではなく、力を出す、力を抜くという切り替えをしやすくするための準備です。
「筋肉の弾力」の考え方は、以下の記事でもご紹介しています。
関連記事:
「健康のための運動量」の正解は”量”ではなく”質”にある|筋肉の弾力から考える本当に必要な運動とは
呼吸・体幹・肩甲骨や骨盤の使い方も姿勢に関わる
呼吸は空気を出し入れする働きだけでなく、体幹を支える筋肉の活動とも重なっています。
特に、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群は、姿勢を支える「4つのコアの筋肉」です。この4つは呼吸に合わせて連動し、腹圧を保つことで背骨や骨盤の安定につながります。呼吸を整えることが、姿勢を保つための土台になるのです。
4つのコアの筋肉については、以下記事でもご紹介しています。
関連記事:
インナーマッスルは簡単に鍛えられる?女性に特に大切なコアの筋肉とトレーニングの考え方
ただし、呼吸だけを繰り返せば姿勢が整うわけではありません。
まずはリセットコンディショニングで筋肉の弾力を取り戻し、身体を動かしやすい状態をつくります。
そのうえで、呼吸を使ってコアを働かせ、腕や脚も連動して動かせるようにしていきます。私たちは、この順番を大切にしています。
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姿勢改善目的でパーソナルトレーニングを選ぶ基準
姿勢改善を掲げるサービスは多くても、実際に行う内容は同じではありません。
筋力トレーニングを中心にするところもあれば、身体を整える時間を先に設けるところもあります。巻き肩や猫背を改善したい方が見るべきポイントは、運動の種類や設備の多さよりも、自分の身体を見たうえで進め方を組み立ててくれるかどうかです。
初回の評価だけで終わらず、日常での身体の使い方まで見てもらえるかを確かめてください。その場で整えた姿勢を、生活の中でどう生かすかまで教えてもらえることが選ぶポイントです。
姿勢分析と動作チェックがあるか
最初に確かめたいのは、身体の状態を丁寧に説明してもらえるかどうかです。
前後左右から立ち姿勢を見て、頭、肩、背骨、骨盤の位置を確認し、動作ではどこに力が集まりやすいかを見てもらいます。呼吸したときの胸とお腹の動きも判断材料になります。
分析結果と「なぜこの段階から始めるのか」の説明があれば、運動の目的を理解しやすくなります。
いきなり鍛えるのではなく整えることから
姿勢を保つ筋肉が弱いからといって、最初から負荷をかければ良いわけではありません。
身体が動きにくいままでは、すでによく使っている首、肩、腰などが代わりに頑張り、必要な部分を使う感覚をつかみにくくなります。そのため、まずは筋肉の弾力を取り戻し関節を動かしやすくすることから始めます。
「整える」と「動かす」を切り離さず、呼吸や腕の動き、立ち上がりや歩行といった日常動作までチェックしてくれるかも、大切な選定基準です。
生活の癖まで含めて提案してくれるか
トレーニング中より、仕事、家事、移動、スマートフォンを見る時間のほうが長いものです。トレーニング中には正しい姿勢をつくれても、普段と同じ身体の使い方へ戻れば、同じ場所へ負担が集まりやすくなります。
どの場面で力みやすいか、どの動作で片側に偏るかなど、日常生活の中での動きを見直すことが、生活の癖を正す第一歩になります。
運動が苦手、忙しくて頻繁には通えない、痛みへの不安があるなど、言いにくいことも初めに伝えておきましょう。今の生活リズムの中で続けられるよう、身体の変化を確かめながら無理のない頻度で進めていきましょう。
ナチュラルマッスルでは身体を分析してから整える
ナチュラルマッスルのコンディショニングは、姿勢の確認から始まります。
立位・座位・長座位を4方向から撮影、体重・体脂肪率・BMIも考慮して、姿勢や身体の使い方の傾向を確認します。その結果をもとに、一人ひとりに合わせたメニューを作成します。その後、リセットコンディショニングで筋肉を動かしやすい状態へ整え、アクティブコンディショニングで筋肉を正しく動かす練習へ進んでいきます。
姿勢アナライズで身体の状態を確認する
姿勢アナライズでは、トレーナーが撮影した姿勢を見ながら筋肉の状態を確認し、一人ひとりに合った運動方法をご提案します。姿勢を撮影して客観的に見ることで、自分では見えにくい身体の使い方の癖を知ることができます。
まずは動きやすい身体を作ることから
リセットコンディショニングは、筋肉を動かしやすくする運動です。硬くなり、力を出す、抜くの切り替えをしにくくなった筋肉の弾力を取り戻し、関節が動きやすい状態を目指します。
その後に行うアクティブコンディショニングは、筋肉を正しく動かせるようにする運動です。例えば呼吸のトレーニングで姿勢を支えるコアの筋肉を働かせ、普段は意識しにくい筋肉の動きを確かめながら、腕や脚と体幹が連動する動きへつなげます。
この順番で進めることで、意識や筋力だけに頼るのではなく、動きやすく正しい姿勢を自然と維持できる身体へ導くことができます。
コンディショニングの流れを詳しく知りたい方は、以下のページへお進みください。
関連ページ:
ナチュラルマッスルのコンディショニングの流れ
自分に合う姿勢改善は身体の状態を知ることから始まる
巻き肩や猫背への取り組みは、なぜ元に戻りやすいのかを知ることから始まります。筋肉の弾力を取り戻し、呼吸を手がかりにコアを働かせ、全身へつなげて、動きの中でも支えやすい姿勢を目指します。
ナチュラルマッスルでは、初めに目標や身体の様子を伺い、足浴で身体を動かしやすい準備をします。姿勢の状態を確認したら、リセットコンディショニングへ、更にアクティブコンディショニングへ進みます。大事なことは、トレーニングの場だけでなく、日常生活の中で正しい姿勢を維持できるかどうかです。
特定の筋肉に負担がかかることなく、バランスの取れた状態で身体を動かせるようにすることを目的としています。
各店舗で行っている体験でも、一連の流れをご実感いただけますので、ぜひ一度お近くの店舗へお越しください。
まずはご自身の姿勢と動き方を知り、無理なく続けられる整え方を一緒に見つけましょう。
